6月15日放送の

『ルーズベルトゲーム』

TBS系 日曜日夜9時~

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このドラマで、今回注目だったのが、江口洋介さん演じる、

笹井専務。

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笹井専務は、「次期社長か?」と目されていました。
しかし、青島製作所の青島会長は細川(唐沢寿明)を社長として指名。

細川に社長の座を奪われた形となっていた彼は、これまで、細川社長の敵対役として描かれていました。



「イツワ電器とは、経営統合ではなく吸収合併になるだけだ。」
と、合併を拒否する細川社長。


それに反して、笹井専務はイツワ電器との経営統合推進派。
先週は、“イツワ電器”の社長と密談しているシーンがありました。



笹井専務は裏切り者だった!!!


結構、ショックなシーンではありました。

例え、細川社長と対立していても、青島製作所を大事に思う気持ちは、細川社長にも負けない人だと思っていたのに…。



そして今週のストーリー。


見どころは、緊急株主総会です。


総会では、お金に目がくらんだ大株主のなかの1人・竹原(北村有起哉)が、強く経営統合を主張します。

この竹原は、イツワ電器の社長に騙されて、うまく利用されちゃってる、おバカな大株主です。
笹井専務とは事前に打ち合わせをし、合図を決めておりました。

笹井専務が合図を出したら、竹原が“イツワ電器との経営統合”賛否についての採決を、他の大株主たちに提案しようという計画でした。



が!

笹井専務は、裏切ってなどいなかったのです。


とイツワ電器との経営統合には反対をしたのです。


経営統合に賛成していると見せかけて、イツワ電器の社長と通じていたのは、実は、イツワ社長の懐に入り、手の内を見るためだったのです。



しかし、社長・会長に続く大株主である、キドエステート社長・城戸(ジュディ・オング)は、そんな笹井専務に疑問を投げかけます。



「なぜ反対なんだい!?私は株主として、あなたの気持ちを聞いておきたい。 社長の座を諦めてまで、なぜ統合に反対をしたのか。」


すると笹井専務。

「私は、社長の器ではありません。」

「青島製作所のことなら、私が誰よりも分かっていると自負しています。

…ですが…それだけです。ただそれだけです。」

「私は細川社長の代打は務まらない。」

「私は専務として、細川社長を支えていこうと思っています。」

「私はイツワの社長より、青島製作所の一兵卒でありたい。」

「私は、青島製作所が大好きだ!」

つまり笹井専務は、細川社長の能力を評価し、自分はトップの器ではない。セカンドに徹しようと考えたのです。

何と、潔い(T_T)♪

結局、臨時株主総会に於いて、イツワ電器との経営統合案は否決されました。

またもや細川社長、大逆転です。



『半沢直樹』の時は、主人公・半沢直樹がスッキリさせてくれました。

でも、この『ルーズベルトゲーム』は、“泣かせるような恰好いい男”が、話を締めくくってくれます。

イケメンという意味ではなく、人として恰好いいのです。



そして次週は、とうとう最終回。


青島製作所の行く末と野球部に、大逆転はあるのか?

楽しみですね~(^^)

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