『ルーズベルトゲーム』
TBS系 日曜日夜9時~
このドラマで、今回注目だったのが、江口洋介さん演じる、
笹井専務。
笹井専務は、「次期社長か?」と目されていました。
しかし、青島製作所の青島会長は細川(唐沢寿明)を社長として指名。
細川に社長の座を奪われた形となっていた彼は、これまで、細川社長の敵対役として描かれていました。
「イツワ電器とは、経営統合ではなく吸収合併になるだけだ。」
と、合併を拒否する細川社長。
それに反して、笹井専務はイツワ電器との経営統合推進派。
先週は、“イツワ電器”の社長と密談しているシーンがありました。
笹井専務は裏切り者だった!!!
結構、ショックなシーンではありました。
例え、細川社長と対立していても、青島製作所を大事に思う気持ちは、細川社長にも負けない人だと思っていたのに…。
そして今週のストーリー。
見どころは、緊急株主総会です。
総会では、お金に目がくらんだ大株主のなかの1人・竹原(北村有起哉)が、強く経営統合を主張します。
この竹原は、イツワ電器の社長に騙されて、うまく利用されちゃってる、おバカな大株主です。
笹井専務とは事前に打ち合わせをし、合図を決めておりました。
笹井専務が合図を出したら、竹原が“イツワ電器との経営統合”賛否についての採決を、他の大株主たちに提案しようという計画でした。
が!
笹井専務は、裏切ってなどいなかったのです。
とイツワ電器との経営統合には反対をしたのです。
経営統合に賛成していると見せかけて、イツワ電器の社長と通じていたのは、実は、イツワ社長の懐に入り、手の内を見るためだったのです。
しかし、社長・会長に続く大株主である、キドエステート社長・城戸(ジュディ・オング)は、そんな笹井専務に疑問を投げかけます。
「なぜ反対なんだい!?私は株主として、あなたの気持ちを聞いておきたい。 社長の座を諦めてまで、なぜ統合に反対をしたのか。」
すると笹井専務。
「私は、社長の器ではありません。」
「青島製作所のことなら、私が誰よりも分かっていると自負しています。
…ですが…それだけです。ただそれだけです。」
「私は細川社長の代打は務まらない。」
「私は専務として、細川社長を支えていこうと思っています。」
「私はイツワの社長より、青島製作所の一兵卒でありたい。」
「私は、青島製作所が大好きだ!」
つまり笹井専務は、細川社長の能力を評価し、自分はトップの器ではない。セカンドに徹しようと考えたのです。
何と、潔い(T_T)♪
結局、臨時株主総会に於いて、イツワ電器との経営統合案は否決されました。
またもや細川社長、大逆転です。
『半沢直樹』の時は、主人公・半沢直樹がスッキリさせてくれました。
でも、この『ルーズベルトゲーム』は、“泣かせるような恰好いい男”が、話を締めくくってくれます。
イケメンという意味ではなく、人として恰好いいのです。
そして次週は、とうとう最終回。
青島製作所の行く末と野球部に、大逆転はあるのか?
楽しみですね~(^^)
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