天皇陛下のいとこでいらっしゃる桂宮殿下が、本日6月8日に薨去(こうきょ)されました。

当然、各メディアでトップニュースになっているのですが、その報道が原因で、意外なところで大騒ぎになっているのです。


この騒動の発端は竹田恒泰氏。

明治天皇の女系の玄孫(やしゃご)で有名なかたですね。

日本オリンピック委員会の会長・竹田恒和氏の長男でもあります。

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この竹田恒泰氏。

旧皇族の出ということもあって、神話時代からの日本の歴史や、天皇家を始めとする皇族の内情にも通じ、出版物も数多いかたです。



その竹田氏、この度の『桂宮殿下』のニュース報道に際し、Twitterでこう発言したのです。



以下、竹田恒泰 @takenoma より引用

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皇族がお亡くなりになることを『薨去』(こうきょ)という。

「桂宮殿下薨去」と報じたのは、主要メディアでは産経新聞のみ。

他社は「ご逝去」「逝去」、ひどいのでは「死去」。

新聞こそ、このような使用頻度は低いが重要な言葉を使って、日本語を遺すことに積極的になるべきだ。

産経だけが頼みの綱。

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うっわぁ~~~(;゚Д゚)

産経以外の各メディア、これを知って超焦ったでしょうねーーー(@_@;)

ちなみにNHKは、
「ご逝去」
と発表したそうです(;^ω^)

【逝去(せいきょ)とは】
 他人を敬って、その死をいう語…だそうです。

言葉の使い方としては、間違ってはいないと思いますが、
それはあくまで一般人の場合なのかも知れませんね。

皇族というものは、古(いにしえ)より言葉が違うものです。

竹田氏の発言が正しいのかも知れません。


Yahoo! ニュースは、いま確認したところ、「薨去」になっていました。
最初からそうだったのか、修正したのかは分かりませんが…。



間違ったメディアは、確かに認識が甘かったと思います。

滅多に使うことのない言葉かも知れませんが、そもそも皇族に関しての言葉は、聞き慣れない難しいものが多いことは、分かりきっていたこと。

これぐらいマニュアル化して、速報にも対応できるようにしておくべきかな~と思います。

う~ん。「薨去」かぁ…。

書けそうにない字だなぁ…。


【追記】

いま、フジテレビ系列の報道番組『mr.サンデー』を観ていますが、この番組でも、

「ご逝去」

と報道しています(;^ω^)