12月18日にSMAPの新しいシングル

『シャレオツ/ハロー』

が発売されますよね。

『シャレオツ』のほうは、草なぎ剛くん主演のフジテレビのドラマ、『独身貴族』(木曜日 夜10時~)の主題歌です。

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この歌の歌詞って、ドラマの内容とリンクしていて、実はお気に入りの歌なのです。

でも逆に、ドラマを観てない人には、つまらない歌かも知れないですね。

曲調も淡々としているし、たぶん、歌詞の意味もよく分からないと思います。


ところがです!

『独身貴族』を観ていると、草なぎくん演じる、星野 守の気持ちを謳った歌詞なのです。


「勝手気ままなる 広い部屋」

「独り身の寂しさに 蓋 一晩の恋がシャレオツ(=お洒落?)」

「孤独は慣れた擦り傷 その場の都合がシャレオツ」

などなど。


このドラマ、当初はあまり期待してなかったんですが、だんだん面白くなってきて、いまでは楽しみなドラマのひとつとなってます♪

主人公の星野守は、独身ライフを楽しんでいる映画プロデューサー兼、キネマ・エトワールという映画製作会社の社長。

現代の社会現象として、束縛の多い結婚生活よりも、“独身生活を謳歌したい”という理由から、結婚したがらない男性が増えていると言いますが、まさにそれ!

彼にとって女性とは、自分の自由を邪魔するうっとおしい存在。

結婚なんて、冗談じゃない!…と、思っていました。

そして彼は、おじいちゃんの教えを守り続けています。

女性はたいくつな話を延々と続ける。

だが、円満な関係を続けるためには、女性の話を聞いてやらねばならない。

その対策として、山手線の駅を東京から順番に思い浮かべ、ターミナル駅に到着するたびに、「なるほど。」「確かに。」 と、交互に相槌を打つ。

東京駅に帰ってくるころには女の話は終わっているだろう。

と。

そして、女性とのデートの際に、これを実行。

ところがそんな彼も、脚本家志望の春野ゆき(北川景子)と知り合い、彼女に惹かれ、次第にその価値観が変わっていきます。

自分とは正反対の考え方。

自分とは全然合わない。

だが、だからこそ、何を考えているのかが知りたくなる。

仕事の価値観は同じだから、話していて楽しい。

先週、11月21日の第7話では、守はそんな自分の気持ちを口にします。

なんかこれ、すっごくキュンとしちゃいました。

そうなんですよね!

男女が一緒にいる価値って、これだと思うのです。

一緒にいて幸せだから…

一緒にいる時間を、もっと長くしたいから…

毎日、会いたいから…

だから、“結婚”するのかも知れません。


守は弟・(伊藤英明)が、真剣に春野ゆきを愛していることを知り、自分の気持ちを封印してしまいます。

そして、叔母(デヴィ夫人)の勧めるご令嬢との結婚を決意。

このご令嬢、現王園 玲子(平岩紙)も、意外と“いいコ”で、

(このまま、こっちと結婚したほうが、幸せなんじゃ…?)

と、思ってしまうのですが、ここはやはり、初めて心から好きになった女性とくっついてこそ、ドラマなのかな?


ドラマのエンディングで流れる主題歌『シャレオツ』と、その際のフィルムっぽい映像が、な~んかイイんですよね♪

ラストがすっごい楽しみです。