世界一のクラゲ水族館
鶴岡市立加茂水族館
が、紹介されていました。
この水族館。6月1日に新館がリニューアルオープンするとのこと。
そのためボランティアを募り、3月21日~23日に旧館から新館へ、ミズクラゲのお引越しを行ったそうです。
(↑ これ、加茂水族館じゃないですけど、ミズクラゲです。)
そのお引越しの様子が、『スッキリ!!』で紹介されていました。
加茂水族館なんて、実は初耳でした。
山形県鶴岡市…なんて、ずいぶんとマイナーな場所にありますよね。
地図で見ると、日本海側です。
この水族館は、昭和39年に開館。今年で50年にもなります。
そのため、旧館はひび割れだらけ、サビだらけ、雨漏りまですつオンボロ水族館だったそうです。
そして、長い間、閉館の危機に面してきたそうです。
なにせ、展示しているのが、“鯉(こい)”とか“ナマズ”とかで、全然おもしろくなさそーな生き物ばかりだったそうです。
特に平成9年の入場者数どん底で、(もう、ここまでか…)と、館長の村上さんは思ったとか。
そんなある日、『珊瑚(サンゴ)』を展示した水槽から、小さなクラゲが発生したそうです。
それを育てたら人気が出てきたので、更に、海からクラゲを捕獲して展示したところ、これまで下がる一方だった入場者数が急増!
平成17年にはクラゲの展示種類が世界一となり、入場者数も倍増したのです。
更に人気を加速させる出来事が。
ノーベル賞学者の下村脩氏から、『オワンクラゲ』を蛍光色に発光させる方法のアドバイスを受けて、それを実行したところ、全国紙の新聞に紹介され、更に人気に拍車がかかったのです。
ちなみにこれ↓は『ベニクラゲ』。
あまりの美しさにご披露したくて、話題とは別ですが載っけちゃいました!!!(≧▽≦)
【写真引用元】
鶴岡市立加茂水族館HP→館長人情ばなし→2013/6/28 クラゲ館長も仰天した より
その後も、ちょくちょくマスコミにも取り上げられるなど、入場者数も右肩上がり。
老朽、弱小、貧乏の3拍子が揃った、日本で一番古くて、日本で一番小さかった水族館は、見事な復活を遂げたということです。
いま、「人生のどん底にいる。」と感じているかたは、ぜひ、館長の村上さんのブログをお読みになってみて下さい。
「人生捨てたもんじゃない!」
そう思えますよ。
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