今秋スタートのドラマ、『リーガルハイ』『安堂ロイド』
どちらも『半沢直樹』効果で注目されているドラマです。

『リーガルハイ』は、半沢直樹を演じた堺雅人さん主演のドラマ。

『安堂ロイド』のほうは、『半沢直樹』の後枠のドラマ。

本日(10月13日)夜9:00~ TBS日曜劇場『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』スタートです。

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『半沢直樹』は、関西では視聴率50%を超えるという、脅威の視聴率を叩き出しただけに、この2つのドラマは、その煽りを受けそうです。


事実、10月9日(水)にスタートした『リーガルハイ』の初回視聴率は、

関東地区で21.2%、関西地区で23.1%

好スタートを切りましたが、2話以降はそれが続くとは言えない状況のようです。

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さて、『安堂ロイド』のほうは、SMAPの木村拓哉さん主演ヒロインが柴咲コウさん

このドラマ、いかにも「今季の目玉」のように扱われているのですが、どうやら開始前から雲行きが怪しいのです。

第一に、

“メガバンク”という大企業の組織の闇をシビアに描写した『半沢直樹』

に対し、

“何者かに命を狙われるヒロインを守るため、100年先の未来から送りこまれた、死んだ恋人そっくりのアンドロイド”

という、陳腐な設定のSF。

タイトルまで、安堂ロイド=アンドロイド

シラけすぎます。

安堂ロイドというのは、100年後の未来からやってきた、キムタク演じるアンドロイドの名前。

柴咲コウさん演じるヒロインの名前が“安堂麻陽(あんどうあさひ)”なので、推測ですが、名前の無いアンドロイドに対して、ヒロインがいきさつ上、自分の苗字使って名付けたのだと思います。

そんな、「設定も脚本もお粗末」と囁かれているのに加え、更に不安要素なのが主演のキムタクこと木村拓哉さん。

「演技ができないキムタク」

「キムタクはどんな役を演じても、キムタクしか演じられない。」

「もう旬が過ぎていて、視聴率を取れない。」

「キムタクを使うとは、失笑もの。」

など、散々な言われようなのです。

確かにキムタクは、何を演じても、同じキャラだな~と思っていました。

昔は、それがかえって長所になっていた頃もありました。

キムタクはキムタクのままで、魅力的なキャラだったんです。

でもさすがに、キムタクもアラフォーになり、精彩を欠いてきています。


一方、ヒロインの柴咲コウさんも、月9ドラマの『ガリレオ』パート2及び、劇場版ガリレオ『真夏の方程式』を降板のあたりから、イメージを落としている感じがします。

降板理由として、

・映画版に出演予定だった織田裕二さんとの犬猿の仲説
 (結局、織田裕二さんの出演はありませんでしたが…)

・柴咲さんが傲慢にオファーを断った説

・パート2に出演の吉高由里子さんとの確執説

などが取り沙汰されており、現在、良い評判がありません。

(私は柴咲コウさんのファンなので、全然気にしていませんが)



昔と違って、「視聴率を稼げなくなった」キムタクですが、関係者側では、かつてTBS日曜劇場に何度も主演し、高視聴率をとってきた彼に対してのしがらみを捨てられないとの噂もあります。

また、スポンサーがトヨタなのも要因としてあるのかも知れませんね。

何たって、トヨタウンの市長さんですからね(笑)


スタート前から下馬評の悪い『安堂ロイド』ですが、実は、制作側のほうでも、それはきちんと認識しているようです。

公式ツイッターで、

「まあ、叩くつもりでいいから見てくださいな。SPECと同じで百聞は一見にしかず。」

と、自信満々なツイートをしています。

何だかんだ言っても、キムタクのドラマって、観始めると、引き込まれちゃううんですよね~。

昨年10月~12月に放送された月9ドラマ、

『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』

も、中井貴一さん、香里奈さんのトリオでの掛け合いが面白くて、毎回楽しんで観ていました。


まずは制作スタッフの「百聞は一見にしかず」を信じて。
期待して観ましょう!